vol.03 大川村集落活動センター結いの里

村のえき

ちいさな村で味わう「幻の牛」と「地鶏」

 四国の中央に位置し、早明浦ダムの湖畔に広がる大川村。この村の入り口に大川村集落活動センター「結いの里」がある。店内では村の特産品「玉緑茶」が焚かれ、爽やかなお茶の香りが出迎えてくれる。
 「結いの里」では、給食事業に関わり、地元の食材を使った食育に力を入れている。
 一年ほど前から、集落活動センターとして村の特産品の販売のほか、休日限定で「大川黒牛」と「土佐はちきん地鶏」のバーベキューも楽しむことができる。
 「大川黒牛」は年間50頭ほどしか出荷されない「幻の牛」。「土佐はちきん地鶏」はほどよい歯ごたえと地鶏の旨味が味わえる。
 肉のほかに、「野菜が生きる食べ方をしてもらいたい」という想いのこもった地元食材を使ったバーニャカウダーもおすすめの一品だ。
 「結いの里」では観光イベントを通した村外との交流も担っており、毎年恒例の「謝肉祭」はチケットが即完売になってしまうほどの大人気イベント。
 大川村集落活動センター結いの里運営協議会の平賀会長は「訪れた方に少しでも大川村の良いところを楽しんでもらいたい。やりたい事はたくさんあるので、試行錯誤しています。」と、笑顔で話す。
 「結いの里」2年目となる今年の挑戦は、「玉緑茶」を使ったカフェの運営。進化する「村のえき」。これからも楽しみだ。

   

さらなる展開を考える集落活動センターの平賀会長

店舗情報

住所/土佐郡大川村船戸239
電話/0887-84-2233
営業日/月〜火・木〜日曜日、祝日(第3土・日曜日は休業)
営業時間/10:00~16:30
軽食コーナー営業日/土・日曜日、祝日(第3土・日曜日は休業)
          11:30~16:00
          (バーベキューは休日のみ・要予約)